野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

農夫は畑に向かって歩く

ISI(芸大)に行き、インターナショナル・オフィスのバンバンさんを訪ねる。色々、ビザの取得のために力になってくれるし、信頼がおける人物で、安心する。インターナショナル・オフィスには、スペイン人とチリ人が奨学金を受け取りに来ていた。二人とも舞踊とカラウィタン(ガムラン音楽)を勉強するらしい。その後、ISIの近くの川魚の店に行く。エリナさん、ヒカリさん、トオルさんと、我々夫婦の5人。
4〜6歳向けの国語の教材を購入する。インドネシア語の勉強にちょうど良さそう。

先日のHendroさんの演出ノートから抜粋して歌を作る。

Petani berjalan menuju ladang,
beriringan sambil berdialog
datang 4 anak laki-laki berlarian,
menuju susunan bambu di belakang

こんな意味だろうか?

農夫、畑に向かって歩く
会話をしながら、列になって
4人の男の子が来て、
背後の竹薮に向かって走り回る

譜面を作成しながら、音節をどこで分けて書くべきか、悩み始める。
janganという単語は、日本語的に言えば、jan-ganと2音節なのだが、インドネシア的には、ngというのは、つながっているような気がしてきて、ja-nganなのか、jang-anなのか、と悩み始める。
beriringanも日本語的には、be-ri-rin-ganだけど、ひょっとすると、ber-i-ri-nganかなぁ、などと悩み始める。