岐阜大学の野村幸弘さんを訪ねる。９月にオーストリアのクレムスで行ったi-picnicのコンサートやワークショップの映像チェック。
Impro-Park（養護学校の子どもたちと公園に出かけて行く即興）、I-picnic at BORG 2009（音楽高校の子どもたちと出会った時の即興演奏）、I-picnic Concert in Minoritenkirche（コンサートの本番）、The Danube Boat（ドナウ川の船上での即興演奏）の４作品。
１）２００７年のクレムスでの映像も面白いが、今回２００９年も面白い。
２）学校の教室などは、なかなか映像映えがしない。逆に公園などに出かけて行くと、映像としてはとてもいい。
３）ドナウ川での演奏は、２００７年のカンボジアの船の上での即興を思い出す。
岐阜は過ごし良さそうで、いろいろ面白い人が出てきているので、そろそろ東京を引き払い、岐阜あたりに移住しようかと思っています。東京はスキルを持っている人がたくさんいるけれど、共同創作に不可欠なコミュニケーションに割ける時間が不足しがちです。逆に、岐阜にはスキルのあるアーティストは不足しているけれど、コミュニケーションに時間をかけられるのんびりした時間があります。ぼく自身が、どこに重点を置いて活動すべきかを考えた時、岐阜あたりに移ってもいいかな、と思えるようになりました。そんな話をすると、幸弘さんは喜び、岐阜からムーヴメントを起こしたいと、暑く語るのでした。彼のクリアな論を聞くのも、非常に爽快で、気分がすっきりします。
