8月4日、5日に向けての白井剛と音楽家たちによるコンピレーションコンサート「ザコ」に向けて、初めてのリハーサル。尾引浩志さん、粟津裕介さん、白井剛さんと4人で。
粟津さんの作曲法、「螺旋ループ」、「ランニングコード」などの説明をしてもらう。みんなで「ランニングコード」ふうの即興をしてみる。難しい。
続いて、ぼくの「てぬき」の紹介。
ホワイトボードに新たな「てぬき」3番を書いて、それを4人でやってみる。
白井くんが、これにコードをつけるとどうなるの、と言うので、粟津くんにコードを書いてもらい、それでやってみる。難しい。しかし、何度も続けてやっていると、そこから曲調が浮かび上がってくるから不思議だ。
手拍子だけの「てぬき」も面白い。手拍子しながら、フォルテで立って、ピアノで座ると、これだけで振付になる。これを4人でずらしてカノンにすると、かなり振付になる。
アルプス1万尺風に振付してみても面白い。7拍子や5拍子が難しい。こういうのは、ダンサーは意外に苦手で、ミュージシャンの方が得意らしい。
声のワークショップを尾引さんにやってもらい、「たけやぶやけた」の変わりに、「高幡不動」と言ったり、「朝から晩まで白井剛」と言ったりしてみるだけでも、面白い。
今日は初顔合わせでお互いの手法の交換、はじめの一歩でした。