ガチャ・コン音楽祭Vol.3『つくるはつづくよどこまでも』の記録動画の山城大督さんの編集があがってきていて、素晴らしい。何度も見返して、いろいろ修正点を返信。
昨年度の門限ズの豊川でのプロジェクト『あっちこっちde門前ズ!?』のダイジェスト動画がくる。1年間かけて準備したプロジェクトのプロセスがうまく要約されている。『あっちこっちde門前ズ!?』というタイトルは、本番当日に、豊川稲荷の門前町の「あっちこっち」でパフォーマンスするから、そういう名前にしたと思っていたが、こうやって1年間の名場面を追っていくと、1年かけて豊川の「あっちこっち」で町の人たちと一緒に作っていったんだ、と思う。良い企画だった。
佐藤伸輝さんと打ち合わせ。伸輝くんは、作曲家で即興ピアノが非常に達者な方。まだ20歳で才能溢れる音楽家。東京藝術大学の3年生。12月4日に目白のMARK VIで二人で即興ライブをするので、その打ち合わせ。以前、Piano Battle Vol.1という催しをしたそうで、今回はPiano Battle Vol.2にしようと決まる。色々なお題を用意して、それを伸輝くんと野村が交互に即興で取り組んだり、一緒に弾いたりする。battleって文字通りだと「戦い」だけど、ウクライナ、パレスチナで起こっている戦争のような「戦い」を模すという意味ではなく、ピアノに音楽に真っ向からぶつかっていく姿勢/態度という意味での「戦い」だと思う。相撲も殺し合いの戦いではなく、相手との信頼関係の中でお互いにぶつかっていける儀式としての戦いだと美しいのだと思う。佐藤伸輝という音楽家と楽しくバトルしたい。