宇城市不知火美術館で開催中の展覧会『表現は日常にこだまする』で、展示中の５作品をテーマにぼくが（子どもたちとのワークショップを経て）作曲した音源が展示室で流れている。そのため、ミュージアムショップでCD『ノムラノピアノ』、本『即興演奏ってどうやるの』、『音楽ってどうやるの』、『音楽の未来を作曲する』を扱ってもらえることになった。
気がつくと今年も残り５日。とりあえず、我が家の大掃除に着手。この１ヶ月くらいバタバタで、家の掃除をろくにできていなかったので、普通の掃除機をかけるだけでも大掃除気分になる。でも、これは単なる掃除だ、と内心つっこむ。
玉川奈々福著『語り芸パースペクティブ』を読了。浪曲師の著者が、様々なゲストを交えた「語り物」についての対談。どの対話も面白い。上方落語と江戸落語を別の回に分けて、全く別ジャンルとして扱っていることも、とても興味深かった。「だじゃれ音楽」に取り組んでいる者としても、「初代高砂浦五郎」を作曲した者としても、大変興味深い本だった。語り芸から、最後は検索社会の話とか、色々になり、グーグル検索で辿り着けない飛躍をしたくって、ぼくは「だじゃれ音楽」をやっていることを改めて思い出した。
