8月31日、831(やさい)の日ですが、「ノムラノピアノ」が2年前に発売になった日です。ぼくの人生の大きな転換点にもなったような大切なアルバムのことを思い出しつつ、暑い夏の終わりを感じております。昨日は、「ノムラノピアノ」を共同プロデュースし、ジャケット写真や中の写真集も担当してくれたベルリン在住の美術家の島袋道浩くんの展示も見ましたし、懐かしく「ノムラノピアノ」の写真集を眺めます。
http://03150.net/tontuu/2013/08/31000039.html
横井雅子著「ハンガリー音楽の魅力 リスト・バルトーク・コダーイ」(東洋書店)を読みました。バルトークの伝記を読んだ流れで、バルトーク関連の本を読みたいと思って見つけた本で、10年ほど前に出た本ですが、大変面白い読み物で、この3人の作曲家について知識ゼロでも読んで十分に面白く、ハンガリー音楽についても知識ゼロでも読んで面白い本です。卓越したピアニストでもあったリストとバルトークが並記されていることで、両者の特色がよりクリアになる部分もありますし、民俗音楽研究家でもあったバルトークとコダーイが並記されていることで、両者の特色が浮き彫りになり、3人を通して、ハンガリー/中欧/東欧について語っていくのも、非常に面白いです。
ハンガリー音楽の魅力―リスト・バルトーク・コダーイ (ユーラシア選書)
- 作者: 横井雅子
- 出版社/メーカー: 東洋書店
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: 単行本
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あまりに面白かったので、引き続き、同じ著者の「フォーク・リヴァイヴァル ハンガリーのダンスハウス運動」(アーツアンドクラフツ)も読んでみようと思います。
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インドネシアに留学していた方々によると、留学中にジャワ・ガムランを学びに来ていたハンガリー人が面白かったと口々に言います。それで、2009年にオーストリアに行くついでに、佐久間新さんのジャワ留学時代の友人たちを訪ねてブダペストに行きました。そこで、即興セッションをしたアトムも本当に面白かったので、またハンガリーに行ってみたくなりました。
本日は、ブダペストではなく、カイロに行きました。いえ、エジプトではなく、整体(カイロプラクティック)ですが、、、。体の調子を整えていただきました。