東京に移動し、片岡祐介さん宅で、エンリコ・ベルテッリと３人でリハーサル。この二人の素晴らしき打楽器奏者との共演は、2009年ヨーク以来の７年ぶり。
http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20090726
今回は、この二人のために新曲を書き下ろしまくりました。短時間で次々に小品を書いたのですが、どの曲もよく理解してくれて、素晴らしい音楽になるのが、幸せすぎます。
夜は、両国門天ホールで、相撲と音楽に関するイベント。
脱力というと、演奏のことで語られがちだが、作曲にも脱力が重要だ、と鶴見幸代が言う。最近の野村誠について、「手抜きというよりも、脱力して作曲していると思った」とのこと。この脱力の精神状態のことを、インドネシアではsantaiと言って、そのことを、ぼくはジャワのアーティストたちから教えられたと思う。もっと、脱力して作品を作りたい。脱力して作曲するのは、本当に楽しい。
