こんなお盆の真っ最中ですが、淡路島にて、舞台美術アーティストのダリオ・モレッティさんと、瓦の音楽家の野村誠＋やぶくみこが、コラボレートをしております。淡路島アートセンターの企画。アートセンター副理事長の青木将幸さんは、全国各地で会議の進行を行うファシリテーターで、最近、また新しい本「マーキーのこんな会議を見た！！」を出された方で、大変、面白いし、「会議が変われば世界が変わる」と言われる方です。確かに、会議の進行の仕方を変えるだけで、市民運動の世界も、政治の世界も、ビジネスの世界も、アートの世界も、報道の世界も、変わっていくのかもしれません。会議の進行を
共有⇒拡散⇒混沌⇒収束
の４段階で説明するやり方は、芸術創造のプロセスにも当てはまる大変参考になる考え方です。衆議院議長をファシリテーターと名称を変えて、青木さんがやったら、どうなるのでしょう？「はい、では、まず政党の違う人同士で、3人組をつくって下さい。」、「はい、今日は、本音で話してみましょう。」。少なくとも、議案が決議されるまでのプロセスが大きく変わることでしょう。議員さん同士が仲良くなったり、お互いの考えを理解するプロセスを経て、たとえ、最終的な決議内容が同じだとしても、全然意味合いが違ってくるでしょうし、国会の進行内容を、国民とどのようにシェアするかも、これまでと違ってくる気がします。
ということで、ダリオさん、やぶさん、野村による創作も、共有⇒拡散⇒混沌を経て、本日は公開のイベントを行うので、収束に向かっております。拡散と混沌を経た後の収束は、単なる収束ではなく、もっともっと大きな収束である気がします。
３０分のパフォーマンスでは終始絵を描いていたダリオさんは、その後、子どもとのワークショップでは、身体と声で物まねゲームをしました。また、ダリオさんの別な側面を見た気がします。
夜は、さらに交流会
