野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

粘土コネコネ@横浜市民ギャラリーあざみ野

新幹線で東を目指す。横浜市民ギャラリーあざみ野へ。札幌の後の猛暑は堪えます。本日は、瓦の粘土で楽器をつくるワークショップ。横浜の赤煉瓦倉庫にのっていた桟瓦や、創作瓦をチェック。良い音です。

見学に、千住だじゃれ音楽祭のメンバーで創作楽器の小日山さん、鼓の小川さん、藝大学生で事務局のコタローくんと、クボくん。

7月31日からの展示についての打ち合わせをしていて、宮田篤くん達の「ちくちく地区」が隣接していることを知り、それならば、宮田くんとやった「らくがっき」を境界地点に設置できても面白いかも、と思い、ワークショップの中で、「らくがっき」を試してみる。

「すっぽんぽん体操」もみんなでやりました。

粘土で鍵盤をつくる。1年生〜6年生。見学の大人も加わって、みんなでコネコネ。いい音するかなぁ?でも、色んな形があって、失敗してもいいから、チャレンジすることで、新たな発見があるかもしれないので、作ってしまおう。鳴らなくても鳴っても、音を想像しながらコネコネする体験が豊かだ。鳴らなかったら失敗ではない。そう思いながら作ったものは、楽器としては失敗かもしれないけれども、オブジェとしては決して失敗ではない。とにかく、実験してみよう、と作る。

その後、だじゃれ研究会を交えて、打ち合わせ。7月31日より展示スタート。小日山さんの太鼓も展示して、小川さんのスケッチによる「すっぽんぽん体操」の踊り方のイラストも登場して、8月1日には、紙太鼓づくりのワークショップもあって、「すっぽんぽん体操」も踊り、8月7〜9日に子どもビッグバンドが出現して、3日間のワークショップの後、9日には発表する。発表会には、子どもだけではなく、だじゃれ研究会のメンバー有志も参加する。ワクワク。

ということで、横浜に5時間ほど滞在して、京都に日帰り。家に帰り着くと10時でした。