野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

愛知大学にて

豊橋愛知大学へ講義に。メディア芸術専攻。吉野さつき准教授のお招きで。吉野さんも、「千住の1010人」に参加してくれたので、その話題でひとしきり盛り上がる。授業は、2回生20名弱で、90分2コマ。

1コマ目は、これまでの授業の話を聞き(演出家の柴幸男さんのワークショップ2回)、「鍵盤ハーモニカ・イントロダクション」で鍵ハモ吹き語りをした後、柴さんが「スイッチ」という手法で演劇を作ったらしいので、こちらも「スイッチ」をして、身体や声でアンサンブルをした。学生の様々なキャラクターも見えたし、若いだけあって、かなり思いっきり動いてくれて、見ていて/聞いていても面白かった。その後、脱力の話などもして、ピアノでキーボード・コレオグラフィーのようになったりもして、声でピアノを共鳴させたりしているうちに、終了。

2コマ目は、様々な楽器を出して、「フルーツバスケット・オーケストラ」。フルーツバスケットの遊びをしながら、様々な楽器を演奏し、なおかつ指揮の仕方を考案していく、というゲームのようでいて、実は様々な音楽の手法を体験。その後、言葉を出し合って、歌を作る。

ということで、「音楽」をするということを、かなり身体を動かしながら、体感できた。来週も、もう2コマやります。