神戸の震災から17年経ちました。毎年、この日が来ると、色んなことを思い出します。
昨年末に、キッチンの配置を変えて以来、突如、連日のようにいろんな来客があって、我が家がカフェのような芸術フォーラムのような様相を呈して参りました。昨日も、マリンバ奏者の駿田千佳さん(ベルリンから一時帰国)や片岡祐介さんだけでなく、ダンサーの遠田誠さんも突然登場し、泊まっていきました。本日は、さらに舞鶴の財団の北本さんという方も、遠田さんとの3月のダンス公演の打ち合わせをしようと、我が家にやってきました。
昨日、今日と、打楽器奏者3人、駿田千佳さん、片岡祐介さん、薮公美子さんと、1月21日(土)のジーベックホールでのコンサートのリハーサルをしておりました。この3人の打楽器奏者が、とても素晴らしいです。
近藤作品の変拍子の難しいところを、
おまえはアホか、あまえはアホやで、じゃじゃじゃ、じゃーーん、ポクポクポクポク、、、、、アホ、アホ、アホ、アホ、おとしだま
と言いながら、練習してました。
片岡さんはマリンバ奏者で作曲も即興もされますが、今回は、ギロやタンバリンなどを担当
駿田さんもマリンバ奏者で作曲も即興もされますが、今回は、カスタネットや鈴などを担当
薮さんは、ダルブッカやガムランなど民族系の打楽器を得意にするパーカッショニストで作曲も即興もされますが、今回は、マラカスやウッドブロックなどを担当
3人とも違ったタイプの打楽器奏者です。ちなみに練習して、それぞれの新曲についての演奏者のコメントをまとめると、
近藤浩平「ポータブル・ヴィオラ協奏曲」=怪獣映画の音楽みたい
ロス・ケリー「ソナチネ」=かわいらしい舞曲集
野村誠「ポーコン」=打楽器の音色の違いが楽しい、第3楽章は雅楽的で渋い
野村誠「きせかえコンチェルト」=打楽器がサンプラーみたいに出てくるね
近藤浩平「ヴァイオリン協奏曲」=難しい
などなど。いよいよ明日は、ヴァイオリンとヴィオラが加わります。楽しみ。