８月２８日の「プールの音楽会」（＠名古屋市立富士中学校プール／あいちトリエンナーレ委嘱作品）に向けて、音の研究を続けております。本日は、竹筒を水の中で打ち鳴らす実験を行いました。
これが、予想以上に面白い。どういうことか、と言いますと、竹筒は、管の長さによって、音の高さが決まってきます。管が短くなると音が高くなります。竹と竹を打ち鳴らしながら、水に沈んでいくと、水にふさがれて、徐々に管の長さが短くなり、だんだん音が高くなっていくのです。竹と竹を鳴らしているので、２本の竹それぞれが沈み具合でピッチが変化します。
これだけでも十分面白いのですが、それと同時に、水に沈める時に、管の中に入っている空気が、ボコボコボコと泡になりますし、管を水上に持ち上げると、水がズバーっと流れ落ちます。
ということで、水面の上下で竹筒を演奏するのは、なかなか研究する価値ありで、２８日のコンサートでも、やろうと計画中です。
