木琴を作る前に、曲がった桴(ばち)を作りました。何事も頭で考えるのと、やってみるのでは違うものですね。本日の結論としては、木琴の桴は曲がっている方がいいのです。圧倒的に、その方がいい。江戸時代の浮世絵に現れる絵に出てくるように作ってみたら、その有効性に驚きました。特に、子どもなどは、弾力性のある叩き方が容易にできるのです。真っすぐの桴の方が、断然叩きにくいのです。
中学校以来、二十数年ぶりに彫刻刀で木を削りましたが、鍵盤の長さが同じで厚薄だけで音階を作るのは、本当に大変だということも、身をもって体験しました。
そして、時間切れで横棒の謎までは迫れず、次回のワークショップに持ち越し。