11月4日の「野村誠×北斎」トークセッション2日目に出演してくれる中溝一恵さん(国立音大専任講師)と打ち合わせ。ぼくは、北斎漫画に出てくる木琴の絵に興味を持って、このプロジェクトが始まっているのだが、彼女は、江戸時代の図像に出てくる木琴について論文を書いていて、それはインドネシアのガンバンだろうという説をとなえている。1805年頃には、江戸の雑誌の表紙などにも木琴の絵が描かれるなど、一時期、木琴は大ブームになったようでもある。江戸時代に描かれた様々な木琴の絵も、4日のトークでは紹介することになりそうだ。