野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

コレオグラフィー3日目

低学年チームは、とにかく毎回「スイッチ」と「しんげんち」をやり続けることにしている。今日は3日目だが、3日目にして、子どもたちからリーダーをやりたいという声があがり、何人もの子どもがリーダー役をやった。しかも、子どもたちがリーダーをやると、なかなかハードな動きが次々に出る。前転もあれば、腕立て伏せみたいなのもあれば、目が回るほど回転するのもあれば、片足飛びでジャンプするのもある。柔軟みたいな動きもあった。4日目、5日目と続けていくことで、どうなっていくのだろう?

「しんげんち」の方も相変わらず活発。「しんげんち」もリーダーをやりたがる子ども、鬼をやりたがる子がたくさんいる。じゃんけんで決めるのだが、普通のじゃんけんをするんじゃなくって、ぼくらだけのオリジナルのじゃんけんを考案する必要がある、と思った。次回、作ろう。

鬼の子どもたちがホワイトボードに興味を示した。ホワイトボードというもの自体が面白いので、いろいろできそうだ。

あとは前回作った曲。今日は、リコーダー、鍵ハモ、打楽器、ウクレレ+木琴、という4パートに分かれて、演奏。結局、7拍子とかの変拍子ではなく、7+9=16ビートにして、それを練習。昨日とは、少し感じが変わってきた。これは今のところダンス的な要素は皆無で、純粋に合奏なのだが、無理にダンスにしようとせずに、毎回、楽器の合奏での作曲を続けていこうと思う。ダンスがどこかで生まれてきたりすると思うし。

高学年チームは、昨日は鍵ハモのホースとリコーダーが合体したが、今日は、リコーダーとペットボトルが合体した。ペットボトルを足ではさんでへこませて、その空気の反動でリコーダーを演奏しようということ。この不思議なバグパイプ(?)の演奏の動きが相当面白い。本当に、毎日発見がある。

昨日のいすとりゲーム的なリコーダー林は、色んな楽器でやってみた。

そして、柔軟体操をしながらのピアノの演奏もやった。このグループは初日に鍵ハモからスタートして、ホースの方に向かったが、久しぶりに鍵盤に関わることになった。まだ、楽器をカルタのように演奏するとか、手遊びを創作するとか、やってみたいことが多数あるので、それは、次回以降に。

ということで、あっと言う間に、3日間のワークショップが終了。明日、明後日は休みで、水曜日から再開。あと7回で本番だ。