野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

NEW NOISE

ブルネル大学の大学院生、大学生による即興演奏グループNEW NOISEのリハーサル。来週がコンサートらしい。全体をディレクションしているのは、作曲家で同大学教授のPeter Wiegold。メンバーは、ドラム、エレキベースウッドベースエレキギター、ハープ、ラップトップ、キーボード、ピアノ、サックス、ヴァイオリン、フルート、シロホン、ヴォーカルなどの20人。

毎週木曜日の夜がリハーサル。各自がポストカード1枚の楽譜(簡単なメロディーとかリフが絵のように書いてある)を持ち寄り、それをオーケストレイトしていく。ピーターが指揮をするが、ブッチ・モリスのコンダクションのようなルールの決まった即興の指揮。

休憩の後、P-ブロッの演奏を聴いてもらう。「あたまがトンビ」は10分くらいの曲で、ちょっと長いので、全ての繰り返しを省略して、ぶっ飛ばして演奏。雑さと、思い切りが同居した演奏で、それなりに伝わるものもあったと思う(し、もっと練習して、いい演奏できるようにもなりたい)。

その後、P-ブロッ+NEW NOISEで、ピーターの指揮で演奏。

学生たちは、かなり反響あり。ピーターからも、来週のコンサートに出られないかと聞かれたが、来週はハダスフィールドでライブ。来週のピーターの曲の楽譜・CD,アンドリューの曲の楽譜やCDを、今度もらう約束をして、ブルネル大学を後に。また、来ます。ブルネル大学。