今日は京都女子大学の深見友紀子さんの授業に行って、児童学科の学生に「あいのて」を見てもらい、意見を求めました。その場で感想を書いてもらおうと思ったのですが、後でメールでということになったので、まだ、感想は分かりません。
番組のターゲットとして、もちろん子どもが一番の対象ですが、保育者、教育者も、もちろんターゲットです。児童学科の学生は、子どもがすごく好きです。だから、子どもの反応をすごく見たがっているように感じました。エイちゃんの反応だけでなく、実際の子どもの生の反応があると、保育士さんたちは、実際に園でも実践してみよう、と思うと感じました。
あいのてさん3人は、園児と保育者だけではできないようなプロの演奏を行うこと。
それと同時に、こうした活動に、子どもたちが目を輝かして実践している場面を見せること、もあったらいいのでしょう。どうしても、子どもが一人だけなので、スタジオセットが、家の中を想定しているように見えてしまい、園で実践しようと思わない、という意見もありました。子どもが何人もでてくると、そう思って園でもやってみようと思う、とのこと。やっぱり、幼稚園や保育所での実践をロケで入れてみることも、やりたいな。
その後、深見研究室で、院生の原さん、中野さんと話しました。原さんは愛知の子ども病院の保育士をされていた方で、原さんはリトミックの研究をしていて、ピアニストの大井浩明くんの友人だとのこと。で、原さんも深見さんも、色々な問題意識があって、その後、4時間喋り続けました。4時間喋ったのですが、疲れるというよりも、みんなパワー倍増していくのです。これは、何かな?と思いました。
ぼくの結論は、「しゃべる」という快楽です。色々な問題について、議論をしているのですが、その中にしゃべり手の「心地よさ」があることが大切だと思いました。まるで、ジャムセッションをするミュージシャンが音を出す快楽で、演奏して疲れるどころか元気になるように、喋りのジャムセッションで、元気になっていく。
喋ることの快楽は、声を出すことの快楽、自分の考えを言葉に置き換える快楽、いろいろあります。現代は、インターネットが発達して、ブログなどで自分の考えを発信していくことが多いですが、やはり、喋ることの快楽は大切だなあ、と思いました。
6月25日に青森に行きます。
http://artizan.fromc.jp/amapro/
P-ブロッの7月2日の千葉でのライブについては、以下に情報あります
http://www.geocities.jp/asonaminami/
7月22日大阪でワークショップします。林加奈さんも参加。
http://www.suntory.co.jp/culture/smt/kids/work.html#mucha