野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/


朝、自宅に戻り、仮眠してから、民衆社の沢田さんに会う。地震があったことには気づかず。多分、熟睡していた。

沢田さんに校正原稿を渡して、これで校了ゴールデンウィークごろには、書店に並ぶだろう。「音・リズム・からだ」(1600円+税)です。

それから、払い忘れていた家賃を払いに行き、その後、東中野エイブルアート・ジャパンのオフィスへ行く。東京公演についての打ち合わせなど。会場のリハーサル室で公演がうてるか?会場に問い合わせて、電源の容量とか、調べてもらったり。照明がどの規模でできるか、とかは、いろいろ。でも、電源をどっかから引っ張ってきて、イントレとか持ち込んで組んでやれば、実現はできるだろうけど、そのつもりで予算も人手も覚悟しておかないと、できない、というあたりを確認。海外公演の候補のビデオを見る。わざわざ呼ばなくても、これより面白いのが日本にある、という感じで困るのが多い。

そのあと、旗の台に作曲家の樅山智子さんを訪ねる。先週のオルガンワークショップの子どもたちの楽譜を解読する作業。樅山さんの実家にお邪魔。ピアノのあるリビングで作業。解読すればするほど、それぞれの楽譜が面白いことに気づき、この素材をもとに作曲するのが楽しみになってくる。作業が終わったのが、7時ごろ。そこに、樅山さんの家族、お父さん、お母さん、妹さんが、続々と帰ってきて、鍋するけど、食べるか?と誘われる。8時半にここを出れば、最終の新幹線で京都に帰れるので、食べることにした。鍋が開始したのが、8時をだいぶ回って。結局、タクシーにすれば、8時50分に家を出れば間に合うということで、最後の雑炊まで食べて、そしたら、新幹線の中で食べるためのチーズケーキまでお土産に持たせてもらった。樅山一家の会話は、文字通りアットホームで、かなり面白かった。