JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)の大分リサーチ&クリエーション3日目。本日は、iichikoホールのプロデューサー八坂さんと、JACSHAの樅山さん、鶴見さんと宇佐の双葉の里へ。双葉山の生家と双葉山記念館を取材。その後、教覚寺に平田崇英さん(双葉山研究者)を訪ねる。自分は相撲に明るいわけではないと仰る平田さんは、宇佐出身の伝説の横綱について、宇佐出身であるからこそ調べていかれた。双葉山を知る人への聞き取りをかなり行っておられて、双葉山は69連勝したアスリートとして評価されるのではなく、求道者である人間性をもって評価されるべき存在であるとのお考えが、印象的。たっぷりお話を伺うことができた。片道1時間、往復2時間の旅で、大分県北部から大分市内に戻る。
iichikoホールに戻り、22日の本番会場である音の泉ホールを下見。会場を見ながら色々空間の使い方なども考える。平日の昼のコンサートなのに、満席近いチケットの売れ行きで、企画への関心度の高さを感じる。
夕方以降は、ヴァイオリニストの筌口さんも加わりリハーサル。22日のコンサートの演目を全曲通して演奏した。ホールのスタッフの笹田さんにも見学していただき、たまたま通りかかった打楽器奏者の森次さんからトライアングル奏法のご指導をいただいたり、色々交わりもあり。
夜は、個人的に自分が担当するトーク部分を考えたり、個人練習など。
参議院選挙の開票も進んでいるようだが、自分で政党を作りたい、と人生で初めて思った。国なんかに縛られないで政党つくりたい。こんなに色々な国に友人がいて、つながりがあって、プロジェクトだって国際間でいっぱいやってるのに、日本人の大人しか選挙権も非選挙権もない日本の議会の選挙に対して、日本人の党員ばっかりの政党が、外国人について選挙の争点にしていることは、「おかしい」に「おかしい」を何度もかけ過ぎて、もう感覚がおかしくなりそうで耐え難い。自分が納得いくことが何なのか、ちゃんとやってみたい。選挙に出ない政党、国なんかに捉われない政党、そういうの作らないと、気が狂いそう。
昨年の秋、ディディエと人種差別をテーマにした演劇やった。あの作品をもっともっと上演しないと、って思わさせられる参議院選挙だった。芝居の中の哲学者バディウの言葉「左のキンタマ(左翼)を蹴飛ばせ!」。人種差別を進める極右を蹴飛ばしている場合じゃない!人気を気にして中途半端になっている左翼があかん、とバディウは蹴飛ばす。そして、芝居の最後、
てめぇら、死んだ奴ら!
立ち上がれ!
‥‥
そうすれば、世界の表情は絶対に変わる(野村意訳)
っていう台詞を毎日稽古中も本番中もディディエから聞かされた日々を思い起こす。世界を変えようなんて、烏滸がましいかもしれんが、変えてやる。っていうか、ぼくの感覚が変わったら世界は変わるはずなんだから、自分から変わってやる、って強く思ったことが、今回の選挙から得たこと。