里村さんと光州ビエンナーレを一緒に巡った。ぼくだったら、一日でこんなにたくさん見ないよな、と思うくらい次々に見る。時間との闘い。街中を歩いて次々に会場を探し、見ていく。カナダパビリオンは、Kinngaitというイヌイットの街のアーティストの作品を出していて、韓国のアーティストのコラボで、イヌイットの太鼓叩いている人と、極寒の野外でSaewoong Juというダンサーが即興で踊っている映像を見て、佐久間新さんのことを思い出す。
午前中、街の各所を巡り、午後は、メイン会場での展示を見る。街中の展示は全て無料で、メイン会場はチケットを購入して見る。環境問題に警鐘を鳴らすのは、世界中のあらゆるところで行われていることなので、単に警鐘を鳴らすだけではない誰もが思いもよらない切り口で環境問題に新たな視点をもたらす作品を見てみたいが、そういったものには出会えなかった。自分自身も含めて、そこは大きな課題だと思っている。
Cheng Xinhaoの石を蹴り続けて歩いていく映像が一番印象深かった。
https://www.15gwangjubiennale.com/en/artist/cheng-xinhao
Netta Lauferの国境の監視カメラと動物の映像や写真の展示も記憶に残った。
https://www.15gwangjubiennale.com/en/artist/netta-laufer
メイン展示を見終わって残り1時間弱の時点でからタクシーで30分移動して、時間ギリギリにアメリカパビリオンに滑り込みそこでも鑑賞。夕食では郷土料理のオリタンを堪能。