里村さんとPLAY FARMに行き、ヤギやカモとツリーハウスに癒されながらランチの後、不知火美術館に行き『シスコラボ!スタジオ』の最終日。野村誠の音楽スタジオとitiitiさんのワークショップが同時開催中。
本日は、日曜日だけあって、お昼からずっと人が入れ替わりいた。松橋中学校のバスケ部の5人が、鍵盤ハーモニカ持参でやって来てくれて、色々合奏した後、「こいのぼり」を演奏し、「こいのぼり」の替え歌で
みなさん こんにちは 楽しんでね
塔本シスコは 絵描きさん
松橋育ちで 動物好きで
アイディア満載の 塔本シスコ
という歌詞を考えてくれレコーディング。他に、河江小学校と作った《五色山の想い出》に鍵盤ハーモニカを加えたり。昨日も最後まで残った小学生が、今日も来てくれた。そうしたリピーターが、大正琴などマニアックな楽器の奏法を身につけ上達し、初めて来た子どもに教えてくれる。だんだんアシスタントが増えていく感じになる。それにしても日曜日は親子での参加が多い。挨拶の言葉をみんなでレコーディングしたり、楽器の特殊奏法が次々に生まれてレコーディングしたり、最後までクリエイティブな時間だった。
18時に終了した後も、残って一緒に片付けを手伝ってくれる子どももいた。
ぼくは、コロナ以前は、頑なに「その時・その場」にこだわって、ライブにこだわって活動してきた。音楽がレコーディングで流通するのが主流な時代に、音にこだわりつつ録音に残らない部分にフォーカスを当てて活動してきた。だから、自分で波形編集ソフトとか使って音源の編集するなんてことは、全くしなかった。コロナで対面で集えない時代が続いたから、昨年、波形編集ソフトを使い始めた。同じ場所に集えないなら、音源上でバーチャルに集ることもしてみたくなった。今回の新作《おかえりなさいシスコさん》は、28分程度のドキュメンタリー音楽作品になるが、その中には、全部で300人以上の人々の声や演奏が登場する。
ということで、明日から音源の編集しまーす。