野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ケージの誕生日/吉野さんとの打ち合わせ/台風が来てる/39曲目まで来た

9月5日は、ジョン・ケージの誕生日。今から30年前、1992年の9月5日、ぼくは大阪のBEARSでpou-fouのライブに出演するはずだった。その日は、ケージの80歳の誕生日になるはずで、何かケージに捧げる曲をやろうと思っていたが、ライブの3週間ほど前にケージの訃報が入り、一つの時代の終わりを感じていた。そしたら、ぼくがおたふく風邪に罹ってしまい、感染させるといけないので、ライブに出演できなくなった。本番に出演できなかったライブは、今のとこと30年前の今日だけ。あれから30年、健康で活動してこれたことに感謝。

 

愛知大学吉野さつきさんとzoomで打ち合わせ。9月と10月の授業のこと、豊川でのプロジェクトのことなど、色々話す。

 

台風が接近しているので、庭のいろいろなものが風で飛ばないように、片づけたり、雨戸を閉めたりする。九州の台風は、風の強さが違うとのことなので、覚悟しているけど、直撃ではなく若干進路がずれてくれたので、大丈夫かな。

 

《春日の50の物語》の作曲をコツコツやっていて、37曲目《でこぼこ公園》は、移調の限られた旋法のエテュードとなり、38曲目《電波塔》は、ハーモニクスのエテュードになり、39曲目《希望の空》は、6連符のエテュードになった。残り11曲。もうすぐカウントダウン。