ディディエ・ガラスの「ことばのはじまり」の稽古が、京都芸術センターで続いております。俳優、ダンサー達と音楽の間でのやりとりを、ディディエは重視しているのでしょう。そもそも、今回の公演で生の音楽でやりたい、というディディエのリクエストがあって、音楽を担当することになったわけです。単に劇を作って、それに合う音を後からつけるようなことは、どうも全然なくって、言葉、声、仕草、動き、音、リズムなどが、同時に生まれてくるような作品です。
ということで、稽古では、常に生演奏で、即興的に音楽を微妙に変化させながら応じています。そして、前、ディディエがこんな感じが良い、と言っていたものと、時には敢えて違ったアプローチでやってみてもいます。そういう時に、ディディエは、そっちの感じも良かったと言うことも多いので、作品がより色々な方向に広がるように、様々な音をふりかけております。
帰った後、11月1日のエンリコとのコンサートのチラシのためのテキストを作文。明日は台風が来ているけれども、広島です。
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