鳥取のゲストハウス、たみ宿泊。朝から近所の温泉(200円)に行き、朝風呂の後、アスコットという喫茶店で、犬の雑誌を読みながらモーニングをとり、店主から「本物の山陰柴犬を見たことがありますか」と声をかけられて、お店の裏に飼われている柴犬と対面後、スーパーで野菜が安いなーと感動し、たみに戻って、そこにあるMINIPIANOを演奏してみる。このピアノには、驚いた。玩具ピアノではない。しかし、通常のピアノでもない。他で見たこともないピアノで、調律は狂っていて、断線している弦がいくつかあるが、保存状態はまずまず。YouTubeで探すと、この楽器に関するこんな映像が見つかった。
非常に魅力的な楽器なので、近い未来に、このピアノを演奏しに鳥取を再度訪れたいと思います。
蛇谷さんに送っていただき(車の中でも、色々なお話を伺いました)、鳥の劇場へ。城下町の元学校を改装して、劇場を作っている。何でも東大の演劇サークルが母体になった劇団が、その後、東京から移住してきて、鳥の劇場というNPOを作り、フェスティバルも始めているのだそうだ。我々夫婦は、ディディエ・ガラス演出の「ことばのはじまり」の音楽を担当し,9月20、21日に鳥取公演があるので、京都から来たプロデューサーの杉山さん、照明家のラリーさん、ディディエと合流し、会場下見。その後、足湯を体験し、鳥取砂丘をちょっとだけ体験。砂丘の音響は本当に面白い。残響がなく、直接音だけが聞こえる。
そして、杉山さんの車で、京都に戻る。