野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2013年度のまとめ

本日で、2013年度も終了です。年度末の大掃除を敢行中です。そして、気分を入れ換えるべく、少しずつ部屋の模様替えをしております。今年度は、東南アジアでの3ヶ月の調査/コラボレーション活動に始まり(その調査内容は、以下に)

http://asiancomposers.jimdo.com/

その後も、8月にはマレーシア。11月にインドネシアからメメットを招聘してコンサートし、11月にインドネシア、12月に台湾。そして、3月には、タイからアナンを招聘。一年通して、アジアでした。そして、近所にオープンした金一志韓国伝統芸術院で、今月から週一回ジャワ・ガムランの集まりを始めました。今も、タイのFong NaamのDVDをかけながら、部屋を片づけています。

一年通して、「語りもの」をやりました。昨年、田中悠美子さんと「千住万歳」をやったことも大きいのですが、5月には、インドネシア語で語る「Music Tradisi Baru」をギギー君とトゥンビ音楽祭でやりましたし、7月には、田中悠美子さんと鶴屋南北の戯曲を上演しました。マレーシアに行くのをきっかけに、鍵盤ハーモニカの吹き語りが始まり、11月にはバリで、パワーポイント+鍵盤ハーモニカの吹き語りで発表をしました。それに味をしめて、3月には「だじゃれ音楽の歴史」をパワーポイント+鍵ハモ吹き語りで行いました。声での表現は、もっともっと続けていきたいものです。

ずっとあたためてきた砂連尾理さんとのコラボレートが「砂連尾÷野村誠」という形で実現できたのも、嬉しかった。非常に濃密な時間を過ごしました。砂連尾さんとは、次にどんな展開があるのか楽しみです。




淡路島アートセンターとの関わりで、野村誠+やぶくみこ「瓦の音楽」が始動しました。これが、本当に面白く夢中になりました。音楽として面白く、音色の豊かさバラエティが凄いのですが、と同時に、1000年以上の歴史のある日本の瓦文化を学ぶことから、大きな刺激を受けました。

ピアノソロCD「ノムラノピアノ」が発売になったのも今年度でした。やっとスタート地点に立てた気分です。ピアノのソロライブも、積極的にやっていきたいと思っています。

http://03150.net/tontuu/2013/08/31000034.html