「子ども創造音楽祭」へ向けての芸大生へのワークショップ３回目。学生達が小学校でワークショップを実践する前に、実際に身の回りの物で音楽をするワークショップを実施したが、今は、学生達は既に小学校でワークショップを開始しているので、現場での悩みに答えることにした。メロディーを楽器でやる子どもが打楽器のリズムに合わせられないとか、自信がない子どもがいるとか、本番に向けてどうやって集中力を保つかとか、ノってくれる子と集中できない子どもがいるとか、数多くの質問が飛び交った。
「音楽ってどうやるの」（あおぞら音楽社、片岡祐介氏との共著）から、「ひるがえりコンダクター」を紹介して、合わせることと合わせないことを説明したり、子ども達の日常の行為（悪戯など）の中から音楽を見つけていく例を示したり、間違えることに臆病になるとクリエイティブになりにくいから、とにかくアイディアを出すことを肯定していくことを推奨したり、子ども達の前で自分の専門の楽器を演奏することを勧めたり、本番になると子ども達の態度は一変するからリハーサルで集中していなくても心配しなくていいと思うと伝えたり、、、、。とにかく、１時間半、濃密に話し合い。６月１６日の「子ども創造音楽祭」がどんな結果になるか楽しみです。
その後、アンタリクサと打ち合わせ。なんでも、明日ジャカルタからJ-Rocksというバンドが来て、ツアーの開催地で現地の人々とコラボレートして映像の撮影をしながら作品をつくるらしく、それに関わってくれないか、と頼まれる。こちらのプロジェクトに協力してもらっている手前、断れないが、１時間だけとお願いした。
その後、メメットさんのお宅にて、共同作曲プロジェクトの第４弾のリハーサル（＃１は、ウーキルとのコラボレーションで、５月１６日のマランでのコンサート。 ＃２は、ギギーとのコラボレーションで、５月２４日のトゥンビでのコンサート、＃３は、ウーキルとの公開創作で、６月８日にiCANにて開催、＃４が、６月１４日頃に、メメット、スボウォ、ウェリー、ギギー、くみこ、まことの６人でトゥンビで開催予定）。本日は、スボウォさん、メメットさん、ウェリー君、やぶさん、野村の５人で。今後の進め方やコンセプトを書いた紙を配布して、説明後、スタジオにて即興セッション。いやぁ、このメンバーで即興するだけで、本当に凄い。もの凄く触発されます。凄いことになりそうです。
