野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

明日からジョグジャ

ジャカルタでのお役所巡り、2日目。朝起きて、中央警察まで徒歩にて。本日は、見事に快晴。ちょっと歩くだけで汗をかく。書類の受取書を提出すると、全然できてなかったので、「ちょっと待って」と言われて不安になったけど、待たされる人が退屈しないように流れているテレビを楽しんでいると、忘れた頃に、お手紙ゲット。

タクシーをつかまえて、続いて内務省へ。随分広い敷地に何棟もあり、奥の奥のF棟にて手続き。書類を提出すると、さっきの警察でもらった手紙のコピーをとって来るように言われて、コピーに行く。再度、提出すると、5月1日に書類を渡します、と言われる。1日までジャカルタにいる気もないけど、再度、ジャカルタに出頭するのも大変。何せ600キロ東のジョグジャで活動するのです。とにかく、スラウエシでのイベントに上司がみんな行って帰って来てからじゃないと書類は発行できないから、5月1日まで書類はできないと言われる。結局、10万ルピア(1,000円)払えば郵送で送れると言われ、郵送してもらうことに。

あとは、入国管理局にレターをもらいに行くのですが、まだ11時で午後2時の約束まで3時間もあるので、タクシーに乗っても時間を持て余すので、今日もバス(トランスジャカルタ)で行くことに。1回目の乗り換え地点Harmoniは、随分大きなバスの駅。途中で昼食などで時間をつぶして、レターをもらいに行くと、あっさり手紙をもらえて、ジャカルタでの手続き完了。いくつかの手続きをジョグジャに変更してもらったためとは言え、先人たちの経験談や苦労話や知恵を授かったおかげ。猛烈に感謝し、再度、バスでホテルまで戻る。

明日は、ジョグジャまで電車で行こうと思う。電車のチケットを買いに駅まで行こうかと、ホテルのフロントで相談すると、インドマレットというコンビニで電車の切符買えるよ、と言われ、無事チケット購入。約520キロを8時間、平均時速65キロの旅。明日は途中の風景を思いっきり楽しみたい。

夜は、以前バンドゥンのコンサートでもお世話になったインドネシア在住の日本人の方とお食事。いろいろお話できて楽しかったです。東日本大震災の頃、そして、震災以降も5ヶ月ほど、ぼくは日本から遠いインドネシアにいたのだ、ということを、改めて思い出しました。遠くて何もできない中で祖国を心配する歯痒さを、再びこうして日本を離れてみて、思い出し、初心に戻れました。感謝。いよいよジョグジャです。