野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

日曜日


本日は日曜日、昼まで寝てからメールを見ると、梅津和時さんからメールが。「だじゃれ音楽」の新作「まちまちマーチ、待ちくだびれて」を作曲したとの件。これが、なかなか面白いのです。3月16日のコンサートのプログラムは、1曲追加されそうです。ぼくの方は、3月16日に向けて「お酢と納豆」の作曲中ですが、本日は日曜日なので、「お酢と納豆」は一日寝かせて発酵させることにして、妻とお出かけ。

アンティーク+古本のお店に迷い込んだところ、よく話す店主だったので、4時間以上も話し込んでしまいました。かなりの迷宮でした。偶々いたもう一人のお客さんが、ぼくの高校の後輩(22歳年下ですが)で、大学もぼくの後輩だということが判明しました。結局、彼女も4時間以上も話し込んでいきました。グルタミン酸イノシン酸の話から、鯱光館、制服の話から、イギリスのことから、まぁ、いろいろ話しました。ぼくの母校は、最近は卒業式に着ぐるみで出席するのが伝統になっていたらしい、こととか、まぁ、懐かしい高校の話もいろいろ。自分の同郷で後輩なので、贔屓しちゃいますが、こういう店にちゃんと迷い込み、ぼくのような大人と出会えて話を楽しめる若者がいるのは、いいことですね。と思うと同時に、千住でぼくと関わっている学生達も同じような年で、数々の濃い大人達に出会っていて、彼女達も大したものだと、改めて思いました。

その後、先日とある方から聞いたフランス料理を出すパン屋さんを覗きに行ったところ、ここにも別の宇宙がありました。開店して2ヶ月経ったところらしいですが、ランチの看板を作ったけど忙しくなると困るから、看板を出したことがないとか。頑固で、丁寧に、ちゃんと良い仕事をしている人がいると、こちらも良い物が作りたくなります。

青森のカタログのインタビューの校正、今日までに返信せよと言われていたので、校正するけど、今日は作曲はお休み。明日は、一気に作曲します。おやすみなさい。