国際芸術センター青森(ACAC)にて、滞在制作中です。森の中での生活も、もうすぐ1週間。月曜日には一度自宅に戻り、その後、ロンドンに飛び、次に青森に戻って来るのは7月の半ば。ということで、今週末に、ある程度、形を作らねばなりません。
現在、安藤忠雄建築の宿泊棟の上の土を利用して、40m×8mの五線譜の畑を耕し中です。culture(文化)は、cultivate(耕す)から来ている言葉だと思うのですが、耕して作曲するとは思いませんでした。
1小節10mで、合計4小節。本日、2小節目〜4小節目の3小節に、苗を植え、種を蒔きました。言葉で書くと一行ですが、重労働です。
農作業をしても、すぐに曲はできません。野菜が音符になると言っても、育ってくれるかどうかは、野菜次第ですし、天候次第。思いもかけない所に、新たな雑草が音符を実らせるかもしれません。この巨大な楽譜を、吹奏楽団で演奏してもいいかもとか、夏にココにテントを張ってバーベキューしようとか、さらには、バーベキューしながら楽器のセッションしようなど、アイディアが次々に生まれてきます。
夜は、浅井裕介展での雪さんの舞踏公演に、急遽、演奏で参加することになり、椎啓さん、やぶくみこさんと3人で演奏。浅井さんのブログに写真あります。
http://d.hatena.ne.jp/asaiyusuke/20120624
本日の津軽弁講座
けあぐ:友達のこと 例文:わのけあぐ(私の友達)
おど:おじいさん
あば:おばあさん
おやんず:お父さん
かっちゃ:お母さん