金環日食の観測用のサングラスが、売り切れ状態で、手に入らなかったのですが、京大の農学部グランドで観測会が行われるというので、朝早起きをして行きました。
もっとこじんまりしていると想像していたのですが、予想外の賑わい。新聞によれば、8,000人がいたそうです。早朝のグランドが、祭りのような賑わいでした。
理学部の学生さんや、京大の天文台の方、京大の天文サークルの方々などが、準備してくれていたのでしょう。屈折式の望遠鏡だけでも5台ほど、反射式の望遠鏡も5台ほど。さらに、双眼鏡も何台もあり。さらには、鏡に反射させて日食を観測するコーナー。ブルーシートに小さな穴を開けて、ピンホールで観測するコーナー。さらには、お菓子のリッツの穴をピンホールにしての観測とか、レンズを通した像を白い板に投影して観測など、順番に巡っているだけで、相当楽しいお祭りでした。黒点が月に隠される瞬間とか、黒点が出てくる瞬間とかも、楽しかった。「黒点は、どのくらいの大きさですか」との問いに、「金星くらいの大きさ」と答えていた味わい深いおじさんが、みんなに脱原発のチラシを配布していたりするのも、京都らしい。
テレフォンカードの穴を通して投影して見るのも、楽しいし、サングラスも借りれて金環も見られました。
京都市長も参加しておられました。