ヒューが来ております。佐賀で朝食をとりながら、聞いた話のメモ。
昨年のハダスフィールド現代音楽祭で、ポーリン・オリヴェロスのTuningworldsというプロジェクトをディレクションした話を聞きました。これが、面白そう。tuningworldsと複数形になっているところも良いです。
音楽祭のホームページより
http://www.hcmf.co.uk/What-Tunes-Your-World
プロジェクトのブログより
http://www.auneheadarts.org.uk/site/projects/tuningworlds/wordpress/
町の色々な人に3つの質問をします。
1)何歳ですか?(これは、0歳〜100歳までの人を全て集めようとしているから)
2)何があなたの世界のチューニングをしていますか?(この質問に関する答えは、色々で、ダンスだったり、笑いだったり、ピアノだったり、、、、上記のブログに、実際に色々書かれております。)
3)220ヘルツのドローンに、それをチューニングして下さい。(これも、その音に合わせて、踊る人も喋る人も、即興演奏する人もいろいろ。上記のブログでサンプル音源が聞けます)。
ということで、つまりは、コンセプチュアルに言えば、オーケストラがチューニングするように、町の人みんなでチューニングするプロジェクトということ。みんなが同じ音に合わせてチューニングしているのだけど、その中に、笑いもあり、ダンスもあり、即興演奏もあり、お喋りもある、という自由なチューニング。