昨日、東京ー京都を往復する新幹線の中で、歌舞伎の音楽に関する本を読んでいました。で、また、気になる写真を見つけました。歌舞伎の下座音楽で使う木琴が、インドネシアのガンバンと形状が似ていることは、北斎漫画に出てくる木琴に興味を持って、知っていたのですが、下座音楽で使う銅鑼の形状が、これまた、インドネシアのガムランのゴングに形状がそっくりで、驚きました。
中国音楽の銅鑼には、こぶはないはずで、ということは、歌舞伎の下座音楽の銅鑼は、東南アジアから伝わったに違いありません。江戸時代の音楽に、ますます東南アジアの響きが聞こえてきました。誰か詳しい方、教えて下さい。
