野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

復興ダンゴ

老人ホーム・REMIX #2「ドキュメンタリー・オペラ『復興ダンゴ』」を、完成形ではありませんが、現時点で上演できる範囲内で上演して、特別養護老人ホーム「さくら苑」の皆さんに鑑賞していただきました。また、照明の伊藤さんとも打ち合わせしました。本日の試演も一部撮影して、これも含めた予告編映像が、近々上田謙太郎さんにより編集され、YouTubeで公開されることになる予定です。

さくら苑での共同作曲を開始した1999年から、ずっと参加してくれている樋上さんが、まだまだ余裕がある気がする、と言って下さいました。もっとギリギリのところでやってもいいと思う、ということのようです。手堅い範囲でまとめるのではなく、ギリギリのところで全神経を張り巡らせていくこと。肝に銘じました。

タイトルが「復興ダンゴ」という言葉になっていて、このタイトルをもっと深めていきたい、と「ダンゴ」という言葉の意味について、一日考えておりました。

ダンゴ=「段5」

かもしれない。そう思い始めると、映像とピアノによる歌曲が5曲ある。だったら、段1、段2、段3、段4、段5なのか。5 Steps。ダジャレで考えるとどうかな、と考えたり。

談5=Tango
談4=男子=House Boy
談3=旦さん=「旦那さんは戦争行かなかった?」
談2=?
談1=?

ダンニ、ダンイチ、って何だろう? そんな風に、ダジャレの謎を考えているうちに、次の仕事のミーティングに突入しました。