故宮博物院に行きました。七絃琴の展示があり、ああ、これは、北斎が描いている楽器だと、まじまじと眺めてきました。
で、夜、竹澤悦子さんの紹介でお会いした中国箏の演奏家の綾さんとエレキギターから津軽三味線に転向の呉くんから色々事情を聞きました。
台南芸術大学に、民族音楽学研究所があって、ガムランからインド音楽から、いろいろ学べるらしいこと。
http://ethnomu.tnnua.edu.tw/releaseRedirect.do?unitID=187
台北芸術大学に、伝統音楽学科があって、ここが、古琴(七絃琴?)、琵琶といった中国系の音楽だけでなく、南管音楽、北管音楽という台湾先住民の音楽も学べるらしい。
http://trd-music.tnua.edu.tw/en/about/a.html
そして、台北には、中国文化大学というところがあり、そこに中国音楽学科があるようです。
https://sites.google.com/a/pccu.edu.tw/chinesemusic/
伝統音楽というのが、中国音楽由来と台湾土着の音楽と2種類あるのですね。明日は、綾さんオフィスを訪ねることに。
北斎の描いた七絃琴を求めて台湾に来たわけではありませんが、北斎漫画の四重奏は、中国系の七絃琴と、インドネシア系の木琴(ガンバン)が融合している音楽なので、また、次なる国際交流企画を考えるような気配もしてきております。