春の数えかた

春の数えかた (新潮文庫)

日高敏隆先生は、ぼくが京大理学部の学生だった時、動物行動学の教授をされており、先生の「動物行動学」の授業と、自然科学の入門講義を受講させていただきました。本当に、魅力溢れる講義で、朝寝坊して何度か聞き逃したことも、今では本当に悔やまれます。

で、本日、本屋さんで、日高先生の文庫本の表紙にたまたま出会ってしまいました。あまりにも、表紙の絵がかわいらしく、昨年、他界された先生のお話にも触れたいな、と思い、購入。ぱらぱらとめくると、面白すぎる。

３〜４ページの短いエッセイがいっぱい詰まっています。「動物の予知能力」、「動物行動学としてのファッション」、「スリッパ再論」などなど、お薦めです。