松山の愛媛大学で、「芸術コラボレーション演習」という授業が4月から始まる。そのための準備として、試験的に行われたのが、本日の授業。
水と油のような音楽教育と美術教育の学生が、無理に何かをしようとして反動で反発し合うのではなく、少しずつ歩み寄り理解しようとし、仲良くなっていくことが、とても良いと思いました。
そして、音楽教育の教員と美術教育の教員が、お互いにリスペクトしながら、変なプライドやこだわりを持たずに、授業を作っていこうとする姿勢に、可能性を感じました。
何年か後には、愛媛大学でのこうした教育実践は、先駆的な事例として評価され、芸術教育の一つの可能性を示すことになるのだと思います。そして、その根幹にあるものは、仲良くする、といった非常にシンプルなことだ、ということを心に留めておこう、と思いました。
愛媛大学の今後には、これからも注目していこうと思います。