野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

らくがっき・えんそう快

住民参加型事業を活発に行っている公共ホールえずこホールでの宮田篤と野村誠によるらくがっきワークショップの8日目、ついにえんそう快の開催です。

えんそう=縁(を)想(う)でもあるので、昨年やったキーボード・コレオグラフィーも思い出して、イギリスでやった手相占いのピアノと、日本でやった一本指熟考ピアノも試してみました。熟考ピアノは、お焼香バージョンになり、これが面白かった。これは、いずれも午前中のワークショップで試しましたが、えんそう快では盛り沢山すぎて、発表しませんでした。

えんそう快には、縁のある色々な方々や、新たに縁が生まれそうな色々な方々がいらしてくれました。
思い出せる限りでは、

1次快

1)さっきょく歌紹介(ハンドベルマンドリンなど)
2)みかんぱい(みかんにさっきょく歌の絵を描き、みかんで乾杯)
3)桶胴太鼓のさっきょく歌に合わせて、作曲/演奏
4)書道に合わせて演奏(尺八バージョンもやりました!)
5)サイン指揮紙(色紙に描かれるサインを見ながら演奏)
6)トロンボーンのさっきょく歌による作曲/演奏
7)かみぱい(紙杯)

2次快
1)さっきょく歌紹介(桶胴太鼓)
2)ホエールトーン・オペラのHippo in the bathを演奏中、その音楽を聞いて宮田篤が4コマ漫画を描くという企画も
3)漫画「腸々夫人」の演奏付き朗読
4)ニニンサッキョク
5)ハンドベルのさっきょく歌による作曲/演奏
6)かみぱい(紙杯)

などのえんそうをしました。

3次快では、なかなか素早く撤収もできまして、4次快は長時間に渡り、食べて飲んで語り合いました。

宮田篤くんの才能が随所に発揮される1週間でした。参加者の方々の個性も随所に現れ、吹奏楽部や書道部や特殊学級の方々ともいい形で関われました。即興的に常に柔軟に対応してくれるホール職員の方々には、いっぱい助けられました。何が起こるか分からないワークショップの発表会に、多くの方々が関心を持って集まっていただき、大成功で開催できました。12曲のさっきょく歌が載っているらくがっき帖は、今後も曲数が増えていけるといいな、と思っています。3月にも、続編を、えずこで開催します。。。。。

ひとまず、みなさんお疲れさまでしたーーーー