えずこホール主催、野村誠+宮田篤による新プロジェクトらくがっきの3日目。
ちなみに、宮田篤のことばの壁日記にも、えずこでの日々の報告などもありますよー。
http://ochakann.exblog.jp/
今日は、船迫中学校へ。
特別支援学級では、昨日、一昨日に作った楽に楽器がかけるえかき歌を紹介すると、子どもたちは、どんどん喜んで描いていきます。予想以上に受け入れられていきました。ピアノ、尺八などを描いた後、ギターがかきたい、ということで、マンドリンの絵描き歌を作り変えて、ギターの絵描き歌にしました。これで、10種類の絵描き歌ができました。
すると、今度は、アメリカや韓国の国旗がかきたい、とリクエストがあり、韓国の国旗をかく絵描き歌を作りました。らくがっ旗うたです。韓国の国旗って、こういう形だったんだ、と再認識しました。パトカーをかきたい、という声もあがり、パトカーもかく。
ハンドベルをやったら、女の子が「おまつりし」と唱えだした。「おまつりし」って何だか分からないけど、このリズムにのったら盛り上がり、ついには、女の子は踊りたいと言って、ぼくと手をつないで、歌い踊りまくりました。宮田君が「おまつり詩」と黒板に書くと、「違うよ」と言って、「おまつり士」と訂正が入りました。「おまつり士」の曲は、「おまつりし」というリズムにのせて盛り上がり、最後に「もー終わり」と唱えれば終わる曲です。これも「らくがっき」な曲です。
その後、吹奏楽部に。木管の子達はコンクールが土曜日にあるそうなので、その曲も聴かせてもらいました。コンクールに向けて、アドバイスを言葉でしても蛇足なので、もう一回演奏してもらって、その演奏に合わせて鍵盤ハーモニカを演奏しました。ま、それで何か感じてもらって、演奏が一回り大きくなってもらえたらいいな、というつもりで。
そして、みんなで絵描き歌を描いていきますが、なかなか楽しそうで好評です。特にハンドベルのえかきうたが好評でした。
そして、さっきょく歌で尺八を描く動きに合わせて演奏する、というセッションをやりました。これで、歌から絵ができて、絵から音楽ができるという歌(言葉)→絵→音楽という流れが実現しました。言葉、美術、音楽が、良い形でつながってきています。
その後、宮田くんと昨日のワークショップの映像を見ながら、絵描き歌の確認をして、メロディーと絵の描く手順を覚えました。これで、10曲を覚えられたと思います。
あと17日のえんそう快では、宮田篤くんの傑作漫画「腸々夫人」を漫読+生演奏も、やってみようと思います。お楽しみに。