あおぞら音楽社の北島京子さんと片岡祐介さんと編集会議。
フリーの編集者だった北島さんが、21世紀に入って(この出版不況の中)立ち上げたのが「あおぞら音楽社」で、あおぞら音楽社が初めて出した本が野村誠+片岡祐介の「即興演奏ってどうやるの」(2004)です。
即興演奏ってどうやるの―CDで聴く!音楽療法のセッション・レシピ集
- 作者: 野村誠,片岡祐介
- 出版社/メーカー: あおぞら音楽社
- 発売日: 2004/09/02
- メディア: 大型本
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好評で、発売から1ヵ月半で増刷、また今年の初めにも増刷で第3刷が出ています。
しかし、この本は、もともと「イキイキ音楽療法士のしごと場」という雑誌に連載した原稿をもとにしているので、即興のごく一部分の断片に限定され、つまり音楽療法士の多くがピアノを弾くのでピアノのニーズが高いためピアノに偏った内容になったり、片岡さんの音楽療法での仕事の面にフォーカスを当てた本になっています。
今回は書き下ろしになるので、もっと面白い本が作れることになると思います。今日の打ち合わせで、かなり方向性がはっきりしました。相当面白いです。タイトルはまだ公表できませんが、いい案が出てきました。発売時期は未定ですが、できれば年内には出したい。この本だけではなく、さらに続編も考えている。「即興演奏ってどうやるの」同様、かなり面白いCDをつけて、本にCDがついているのか、CDに本がついているのか分からないくらいのバランスにしたい。という感じです。傑作ができそうです。お楽しみに。