野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

今日もリハーサル。アコーディオンと打楽器とピアノという編成の曲がいかにないかが、よく分かりました。この3人が今後もまた演奏会をすることがあれば、ぜひこの3重奏のために曲を書いてみたいし、あとアコーディオン+打楽器も書いてみたいものです。秋のコンサートは、佐賀と高松と尼崎と埼玉で行われる予定で、曲目は、ブラームスグバイドゥーリナ、アペルギス、近藤譲野村誠、鶴見幸代などの作品から曲目が選ばれる予定。

その後、マルコと智美ちゃんのアコーディオンデュオのリハーサルも見学。「FとI」を聴きました。マルコは、グジェゴシュとも智美ちゃんとも全く違う音楽性をしていて、こういった違った個性を違った個性のまま育てる先生は、すごい。

マルコは、「FとI」について、「1つ質問が・・・」と言いながら、20個くらい質問をし続けて、全部質問を終えて、大満足そうでした。鶴見幸代の「顔黒」や野村誠の「How Many Spinatch Amen!」も演奏したこともあって(来年また演奏してくれるみたいです)、大変日本通で、向井山朋子さんの一人のためのコンサートのことも知っていて、しょうぎ作曲などについても質問してきて、「たんぽぽ」について理恵ちゃんがドイツ語で説明していたら、日本語で「たんぽぽ?」と聞き返してきました。

山猿こと富田珠里ちゃんのお宅は、山の上にあって山を登ってお邪魔して、みんなでご飯を作って食べました。

明日はグジェゴシュが「ブタとの音楽」を演奏、智美ちゃん+珠里ちゃんで「ウマとの音楽」、マルコ+智美ちゃんで「FとI」の演奏があります。あと、楽器を使って「はないちもんめ」か「しょうぎ作曲」か何かをやったり、できれば鶴見幸代のバースデイのためのブログ音楽を作曲するワークショップもできたらいいなぁ、と思案中です。