野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

桜ヶ丘幼稚園と朝日小学校

長崎での学校廻り1日目。午前中は、シーボルト記念館の近くの桜ヶ丘幼稚園での50分のコンサート。5歳児たちと見学の親御さんたち、それから地元のテレビ局が取材に(夕方のニュースに放送されたみたいです)。まずは、イギリスでやっていた曲を色々やりました。先週まで、大商ギター部などの演奏に、細かく、ここはもっとこうしよう、ああしようと言っていたのに、P−ブロッの演奏する「FとI」の演奏の酷いこと!高校生みたいに、みっちり練習したい!メンバーそれぞれに味があることは、分かっていますが、その上でも、みっちり練習して、1曲ずつレパートリーを獲得していくことも必要です。

午後は、稲佐山中腹にある朝日小学校。眺めがいいところです。こちらは、全校児童150名対象で、50分の間に、コンサートをやって、しかも、6年生の合奏も聞かせてもらい、さらに、全校児童で全員鍵ハモ合奏をする、という感じです。最初に4曲演奏を聴いてもらい、6年生の演奏を聴いた後、P−ブロッのCDにも収録されている「104台の鍵ハモ」のやり方で全校児童とアンサンブルをしてみましたが、短時間で無理矢理やっている感がしてしまって、どうかなぁ、と思いながら、やってました。その後、「この道」を全校児童の鍵ハモの鍵盤カタカタ演奏に合わせてのセッションでは、ぼくがドシドシと足を踏み鳴らしながらの演奏で、ちょっとクレイジーでこれが今日一番面白かったかなぁ。

夜は、長崎ランタンフェスティバルで、中国獅子舞や、龍踊り、中国雑技団などを、野外の特設ステージで見ました。龍踊りでは、途中で観客が参加できるコーナーがあって、ぼくと加奈ちゃんは、真っ先に手を挙げて参加したいと主張したので、やらせてもらいました。すごく重たくってビックリした。景品に、福袋と特性手ぬぐいをいただきました。こういうイベントに参加すると、なんだか「十年音泉」の第5音泉を思い出してしまいました。