ヴァイオリン班Iくんの階段をモチーフにしたフレーズが出てきたので、他に階段をモチーフにしたフレーズないかな、と探すと、チェロ班のYさんのフレーズが明らかに階段をモチーフにしていることが分かったので、それを登場させた。ところが、Yさんのフレーズには、続きのピチカートのフレーズがあって(8分音符で19拍子)、これは一体なんだろうと思って、絵の方を見てみると、色んな絵があったが、その中に卓球があった。ピチカートの音色、この時々、転んだような変拍子は、卓球だ。卓球に合うのは何かと探していたら、ヴァイオリン班のYさんの折れ線楽譜が、ちょうど卓球のボールの軌道のように見えたので、これを採用。それと、ヴィオラ班のOさんも卓球を描いていた。これは、記譜が全くされていないので、今からヴィデオを見てみます。確か、倉品さんの動きに合わせて卓球をしていたはず。
ただし、Oさんの曲には、ストーリー性があって、卓球はそのストーリーの一部なので、これを切り離して、組み込んでいいかどうか迷う。ストーリーを見てみると、
1 夢
2 歩く(トリエンナーレに向かう)
3 卓球
4 ミシン
5 サッカー
6 コーン
となっていて、6のコーンは映画のエンドロールのような感じで、野村に任せるとコメントがある。これで、曲全体の構成ができてるじゃん。
1が序曲 トリエンナーレに行く前夜の夢
2は行進曲 トリエンナーレに向かうワクワク
3〜5がトリエンナーレを描く
6が終曲
しかも、夢は、次のような構造になっている。
だんだん眠る→悪夢→目覚め
今まで書いていたのが、
悪夢→目覚め→歩く
までで、今、卓球に差し掛かっていたことが分かった。
この曲の構成は、このOさんの筋書きをベースに進めよう。
ということで、今から松原勝也さんとOさんのやりとりのビデオ見ま〜す。