野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

京都女子大の卒業生たち

3年前に京都女子大を卒業したエミちゃんと久しぶりに会う。娘のヒーちゃんも一緒。ぼくのゼミ生ではないが、卒業生のあやちゃんも一緒で、我が家に来る。

で、3人して我が家の音楽室の楽器をあさって、演奏にふけった。ガムランのグンデルも、おもちゃの鉄琴も、キーボードも、フルートも、クラリネットも、三線も、チェロも、馬頭琴も、ウクレレも、ドラムセットも、空き缶手作り楽器も、スライドホイッスルも・・・。それに合わせて、ぼくも色んな楽器をしたので、いい練習になった。

途中で、家の前の道路に出て、フラフープを池に見立てて、サウンドホースで魚釣りをしたり、サウンドホースで虹を作ったり、なんだかクリエイティブな遊びの時間が続いた。音楽室にいると音楽してたのが、外に出たら遊びの時間になった。子どもが遊ぶのを見たり、それに付き合うのは、発見したり想像したりするプロセスを体験することなので、ぼく自身の創作活動にも良い刺激を受ける。

それにしても、エミちゃん音楽好きなんだなぁ。色んな楽器を本当に楽しそうに演奏するし、勘もいい。お母さんが楽器を楽しんでいる様子を見て、子どももやりたいと思う。子どもを音楽好きにさせるのに、無理に練習を強いるより、毎日親が楽しそうに演奏しているのを見せる方が、効果があるんだろうなぁ、と思った。

夜は、今年京都女子大を卒業した人たちと飲み会。深見ゼミなのだけど、指導教授の深見さんは欠席。みんな卒業して9ヶ月間働いて来た愚痴がもっとあるのかな、と思ったけど、それより懐かしい仲間と一緒に飲んだり食べたりしている楽しさが、あんまり愚痴る雰囲気にならずにいた。今はこういう場でいいんだな、きっと。

昨日オーディションで若い女性(タレント)といっぱい接した。今日接した若い女性(卒業生)たちは、昨日接した人とは全然違う魅力がいっぱいあるなぁ。自分の教え子たちに改めて惚れ直してしまいました。