野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ソルボンヌ・クラシナーの作曲講義

朝に起きたつもりが、午後2時だった。昨日の深夜、作曲のために踊りまくったので、筋肉痛。カラダが痛い。で、朝ご飯も食べずに曲を書いていたら、気づいたら、もう5時。林加奈ちゃんが帰って来て、ご飯を食べる。これが今日の1食目。かなり、生活リズムが無茶苦茶。だいたい、曲を書いてる時は、こうなる(インドネシアでは、いいリズムで暮らしていたのに)。
エイブルアート・ジャパンから、8月3〜7日のコラボシアターフェスティバルエイブルアート・オンステージ2005」のチラシが届く。いよいよ、あと一月ちょっと、ワクワク。でも、その前に、7月29日のオルガンのコンサートが待っている。まずは、オルガン曲を完成させなければいけません。
で、今日は組曲の3曲目「ソルボンヌ・クラシナーの作曲講義」を作曲。断片の羅列のような曲なので、メシアンの「鳥のカタログ」に似ているかも、と思って、メシアンのCDを数秒聴いてみる。全然違う。数秒聴いてCDを止めて作曲に戻る。
こうやって、夜の11時ごろには、完成。やっぱり、昨日思いっきり踊ったのが良かった。踊ったことで、子どもたちの作ったフレーズがより理解できたように思う。これから、4曲目の「窓の外に何が見える?」の作曲に着手。書いても書いても終わらないけど、書いてるのは楽しい。
明日には、「窓の外」を完成させて、2曲目のペンギン(これは、ワークショップ1日目の即興演奏のビデオを見て、そこからも曲に転用するつもり)に着手したい。火曜日には、6曲目の「テレビ局がやって来た」(これは、NHKの取材のために子どもたちと作った曲、サックスやギターやパーカッションやピアノや、色んな楽器を使っている)を書くつもり。ここまで進めば、今度の東京でのエイブルアート・オンステージの第2期パートナーの面接に出席できる。で、7月頭に、「凡人の作曲家」(これは、子どものフレーズを使わないで野村誠だけで作曲)と「ミソラーメン食べ放題」(ミソラの音楽)を作曲すれば、全部できあがる。この2曲は、一番手間がかからないはずの曲だから、大丈夫そう。これで、風邪とかひかなければ、大丈夫。