野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

祝卒論完成


明け方7時に寝たら、10時に民衆社の沢田さんから電話で、意識朦朧としながら、応対。また、寝る。14時にSMEPから電話で、
「卒論提出しました〜」
「やった〜」
とハイテンション。意識朦朧としながら、喜びに同調。

さすがに、3時ごろには、起きて朝ごはん。楽譜の校正などやってたら、平盛小学校の糸井登さんがやって来た。来週の「みかん星」プロジェクトの打ち合わせ。糸井さんは、ぼくのウェブ日記1月分をプリントアウトした束を持参。これが打ち合わせ資料というのが、面白い。

「みかん星」プロジェクトは、もともと「未完成」プロジェクト。小学生と「完成させない」音楽創作をする進行形作曲プロジェクト。Hugh Nankivell林加奈と一緒に昨年1月に取り組んだ。ところが、「未完成」は子どもの駄洒落で、「みかん星」になった。そして、「みかん星」の歌が完成してしまった。そしたら、イギリスの小学校では、「みかん星」は「MIKANSEI」になって、「M,I,K,A,N,S,E」の6文字を使った歌ができた。

さて、で、この「MIKANSEI」の続きをどうするか。糸井さんは、SMEPの卒論に相当興味を示し、今回は授業時間でなく、放課後を使い(希望者だけで)ボデイPを中核に据えてやってみたい、とのこと。外国人で日本語ができないヒューが、カラダを通して、どれだけやりとりをして曲を作るか。そんなとこになってきた。

さて、夜10時ごろになってSMEPから呼び出しの電話。
「今から飲むけど、来ますか?」
で、もちろん、飲みに行く。卒論完成のハイテンションの人たちと、飲んだ方がいいし、その方がいい曲もできるだろう。1時半くらいまで飲んで、それぞれの彼氏と電話で喋ったり、何を話していいのやら。ぼくは、ウーロン茶とトマトジュースで相当酔っ払った。色んな話をして、恋の話もして、
「野村っちの子ども、できたら絶対面白い。」
と、ぼくの子どもで遊ぼうと、勝手に未来のプロジェクトも考えて、それからプリクラ撮って、外に出たら、雪だ〜〜。寒いぜ、いぇーい。

帰ったら3時。明日は、いっしーと遊ぶから、朝8時過ぎには家を出る早起きなので、今日は早寝をしよと決意して、慌てて身支度をして、布団に入ったら、もう5時が近かった。