野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

雪の長野(長野県立美術館のちソソラホール)

長野に移動。時間が少しあったので、長野県立美術館に行く。交流スペースで子どものワークショップ実施中の学芸員の山下樹里さんと再会。ペットボトルの蓋を大量に集めて素材として子どもたちが楽しんでいる。

 

すぐ横のオープンギャラリーで、原田裕規さんの公開制作の展示があり、既に完成している展示のようにも見えるし、これから何かが登場するかもしれないパネルだけがあったりもする。

 

コレクション展を見に行くと、そちらに先ほどの公開制作の原田裕規さんがゲストキュレーターとして館の収蔵作品から選んでの展示があり、こういうつながりも面白い。

 

アートラボというスペースでは、齋藤名穂さんの触れて鑑賞する展示があり、触覚で美術(建築)を楽しんだ。

 

別棟の東山魁夷館で東山魁夷の作品を見る。東山魁夷館というくらいだし、てっきり長野出身なのかと思ったら、長野出身ではなく、信州の風景に触発されてきたことから作品の多くを長野県に寄贈したことから、東山魁夷館になったらしい。

 

展望のよいカフェや、蔵書の充実したライブラリーもあり、展示室以外の空間も含めて、ここでダンスとか見たら面白そうと思う空間だった。

 

信州中野のソソラホールに移動。プロデューサーの水戸雅彦さん、ホールの小林大樹さんと打ち合わせの後、音楽ワークショップ。今日だけ参加のスキー愛好家たちが数名加わっての特別な会だった。しょうぎ作曲の体験したり、楽器で練り歩いたり、ピアノを弾いたり、いろいろ。

 

ワークショップ後、信州国際音楽村でのコンサートを終えた中川賢一さんとマネージャーの北山絵美さんも合流。明日のワークショップに向けて、打ち合わせも交えた夕食。