野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

虚像のアラベスク/竹田神社

深水黎一郎著『虚像のアラベスク』を読了。バレエを題材にした推理小説と、バレエ用語で語られる相撲の推理小説。楽しく読んだ。

 

www.kadokawa.co.jp

 

滋賀のプロジェクトのことを考えている。ライブ会場の候補を色々見学した。飛鳥時代以来の梵鐘づくりの伝統があり、金壽堂という梵鐘の(現在は休業中の)工場を見学した。滋賀に鋳物師という地名はないのだろうか、と調べてみると、昨年ワークショップを開催させていただいた竹田神社や朝日野駅周辺が鋳物師町という地名だった。宮司さんが大変協力的で、昨年は修復した直後にコロナになってしまった能舞台を初めて活用する機会になった。地元の方々も大変協力的だったし、良い関係を続けていきたい。すると、竹田神社は鋳物の神様ということで、全国から鋳物関係の企業がお参りに来られるとのことで、金壽堂とのつながりも色々あるようだ。能舞台で鐘と言えば、道成寺が有名だけれども、狂言だと何があるのだろう?狂言の本を調べていくと、「鐘の音」という狂言があるらしい。

 

http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0033849

 

まだまだ考え中。