野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ガチャ・コン音楽祭の打ち合わせ/馬鹿ばやしのアレンジ/アジアだじゃれ音Line音楽祭

『ガチャ・コン音楽祭』の打ち合わせ。びわ湖芸術文化財団の福本さん、山元さん、竹村さん、コーディネーターの永尾さんと。10月31日のシンポジウムの進行について。10月17日のツアーライブのパンフレットについて、などなど。気がつくと2時間半近くの長時間ミーティングに。

 

明日から、「車内放送歌合戦」が始まる。26駅分の駅名ソングが近江鉄道の900形車両に無事インストールされたようで、明日から、駅名ソングの放送が始まる。明日10月1日は、900形車両は、16:33に彦根駅を出発し、米原駅までの4駅を走る予定らしい。Hugh Nankivellの《鳥居本》と岡田健太郎の《米原》が流れるはずだ。これから1ヶ月、毎日、900形車両がどこを走っているのかが、気になる。

 

今日は、水口囃子の《馬鹿ばやし》を、フルートとマリンバとピアノにアレンジ。フルートの音色でやることで、このお囃子のメロディーの美しさが違った形で強調されて、うっとりしながら譜面を書いている。今日、だいたい書き終えたので、明日は水口囃子の《八妙ばやし》のアレンジに取り組みたい。10月31日のクロージングライブで演奏する予定。

 

タイのSoe Paritaが『アジアだじゃれ音Line音楽祭』の動画を見たらしく、興奮してチャットしてきた。ソーさんは、ココルームでの《釜ヶ崎オ!ペラ》で出会って、その後、タイに招聘してもらった際に、いっぱいお世話になった。どうしてzoomでやっているのに、音のずれがないんだ?って言ってきた。ソーさんが企画した音楽のオンラインワークショップでは、太鼓の音が聞こえなくなるし、タイムラグはあるし、大変だったようだ。うん。ぼくらも、対面で音楽したら簡単にできることが、全く成立しないので、オンラインでの音楽には苦労してきた。でも、音質が悪くなろうと、音が聞こえなくなろうと、タイミングがずれようと、それでも、人と交流して音楽をしたいのは、ぼくの性らしい。zoomによって消去されてぼくの耳に聞こえてこない音もあるが、演奏している人の姿から想像して脳内で鳴らすことも楽しい。

 

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