両国門天ホールに向かう前に、１時間ほど喫茶店で作曲。８月６日に初演の新曲、完成間近。
門天ホールに行くと、大須賀かおりさんと及川夕美さんが池辺晋一郎さんの新曲を練習している。一瞬聴いただけで、二人とも素晴らしいピアニストであることが瞭然！楽しみになる。鶴見幸代さんの新曲は、相撲の太鼓のリズムのオンパレード。樅山智子さんの新曲は、観客参加型で、古式土俵入りを題材にした作品。夏田昌和さんの2009年の作品は、ガムラン音楽の多調音楽でヘテロフォニーでポリリズムで、演奏家は息の抜けない大変で、聴いている方は、心地よくトランス。
本日は、ぼくの「相撲聞序曲」を、慶応大学の理工学部１年の方が弾いてくれる。とても良い演奏。その他のアマチュアの方々の申込者の演奏も、みんな頑張って練習してきていて、とても良い緊張感で、横綱ピアニストに立ち向かっていく。
本番前に、３０分だけ喫茶店に行って、作曲。この３０分で、また進む。３０分が結構貴重。
本番で、ぼくは場内アナウンスも担当。皆さん、本当に素晴らしい演奏で、大満足の初日でした。
１ 野村誠作曲 相撲聞序曲
２ 寺嶋陸也作曲 力士
３ 鶴見幸代作曲 相撲ハノン
４ 池辺晋一郎作曲 直径１５尺の夢
５ 夏田昌和作曲 ガムラフォニー第２番
６ 樅山智子作曲 真砂子ノ儀ー両国夏の段
７ 鶴見幸代作曲 一鍵一鍵ピアノ：大須賀かおり＋及川夕美＋公募の参加者
