野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

大学生とも交流

朝、作曲家のギギー君が訪ねてくる。色々、近況などを話す。ホテルをチェックアウトして、荷物を持って移動。佐久間さんの家のスタジオで、メメットに捧げる新曲を練習。インドネシア語、英語を混ぜるアレンジに、ギギー君も笑う。

ISI Yogyakarta(インドネシア芸大ジョグジャ校)に移動。学部長室で歓迎の挨拶。ガンサデワのハリスさんが白シャツで、非常に真面目な挨拶。佐久間さんの踊りの先生も、大変フォーマルな挨拶。

その後、学生たちとのワークショップ。「ケロリン唱」で声のアンサンブルのワークショップ。続いて、「すっぽんぽん体操」で、身体を動かして、日本のリズム体験。大学生とだじゃ研(千住だじゃれ音楽研究会)で5グループに分かれて、「すっぽんぽん体操」のリズムを使って、アンサンブル曲のグループ創作し、発表。片言の英語やインドネシア語や身振りで創作するのが面白い。最後は、全員で、メメット作曲の「Senju」を合奏。野村が指揮で、曲を形にしていく。全部はできなかったが、譜面を使わずに口伝で覚えてもらう。良い感じのオーケストラ。その後、ギギー君とだじゃ研の鍵ハモ持参メンバー全員で、鍵ハモ6重奏の即興。良い響き。

美術批評家のドゥイさん、美術家の方のスタジオを訪ね、足形を石膏でかたどる。著名な芸術家の足の形を300ほど集めている。佐久間さん、野村の足を石膏でかたどる。初対面の人に足を触られまくる体験。

メンバーは、ホテル(Wisma Arys)にチェックイン。夕食後、メメットのスタジオに。ガンサデワとの練習。いきなり、ガンサデワが2年前に日本に来る際に作曲した「ゆうじょう」を合奏。フルート、チェロ、鍵ハモのパート譜が突然登場し、初見で合わせる。メメットの指揮が炸裂。ウェリーのクンダンが素晴らしい。昼間、大学の先生モードのハリスさんが、ガンサデワでは、伸び伸び不良モードで、イキイキしている。

佐久間さんと野村は、佐久間家に宿泊。